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zoom RSS 平清盛 (16)

<<   作成日時 : 2012/04/22 21:45   >>

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前回、鳥羽院から高野山根本大塔再建の命じられましたが、まだ完成しておりません。
しかし、その功績を評価されたのか、平忠盛親父は正四位、刑部卿に任じられ、清盛くんも安芸守の国司を任じられます。
この刑部卿に任じられたのが、ドラマでは美福門院得子の後押しだったような描き方でしたが、すでに左大臣の地位にあった藤原頼長の同意も必要でした。
というか、根回しでしょうな。
そこでさすがの潔癖さも頼長です。
忠盛に能力もその経歴も貴種として問題なしとして頼長は同意しており、筋は通せば問題なしという実は公平な人です。
刑部卿は重要な会議にも参加可能な地位であり、平氏は清盛が地位を押し上げたイメージが強いですが、全然父親が地位を向上させたのですね。
しかし、1153年、その忠盛さんも亡くなりました。
齢57、です。

頼長は忠盛パパを「人となり恭倹にして、いまだかつて奢侈のおこないあらず」と評したそうです。
中井貴一さんの熱演もあって、ドラマもそのような人となりを思わせるような人物像でした。
子供を失って迷うこともありましたが、心の軸をしっかり持った大人物で、ドラマの大黒柱でした。
こういう人がいなくなると、さすがの平家も今後どうなるのか心配です。
いまだ清盛は厨二病が再発しそうですし。

ちなみに忠盛さんは歌人としての実力もそうとうなものだったそうで、最近出番が減った崇徳院と歌人仲間としてつきあいがあったそうです。
そういうシーンがあったら良かったのですが、そんなシーンがあると余計にややこしくなったかもしれません。

一方、源氏ですが、ドラマでは出てきませんでしたが、為義さんも従五位下にすでになっていました。
したがって、こちらも一応貴族です。
しかしドラマ通り為義さんは事実上、藤原忠実に臣従しており、そのまま頼長にも臣従するという形になっていました。
義朝の弟でドラマには出てこない義賢は頼長と強く結ばれた仲だったそうですし。
従って、源氏の今の地位は為義さんが手段を問わず藤原摂関家に仕えた結果だったといえます。
義朝は藤原忠実と仲が悪い鳥羽院に仕えているわけですから、為義パパと袂を分かつのは当然といえます。
しかし義朝はその割には報われていませんが。
が、義朝も報われる時が次回来るようです。
それはそのまま親父との仲が決定的になる時なのですが。

ところで、本日のドラマの中で清盛の素振りと、忠盛パパとのチャンバラといい、何度か素振りが出てきました。
普通、時代劇で出てくるものとは違いますね。
当時、武士の戦闘は騎乗戦闘で、弓によるものが中心でした。
有名な当時の鎧、オープニングで松山ケンイチさんが着ている鎧ですが、とても立ってチャンバラなんかできるわけがないです。
あれは馬上で使うことが前提の鎧であり、すなわち刀を使うにしても馬上が中心だと私は思うのです。
つまり、時代劇のように両手で刀を握っていては馬をうまく操ることができません。鞍はあってもまだ鐙はありませんし。
そういう前提にたてば、片手剣を片手で操るのは当然と思いますし、そのまま剣法になると思うのです。
そんな描写をしているのかな、と想像していました。
しかし、これからわずか十数年後、大量の武士が戦うようになる治承・寿永の戦い、いわゆる源平の戦いの時代(ナレーション担当の頼朝の時代)には組み討ち、つまり馬上から武士を引き摺り下ろして首を取る戦い方に変わっていきます。
質、練度の低い武士が大量に登場し、かれらが手柄を立てるために広まった戦い方だそうです。
地上で戦うには片手で行う必要はなく、むしろ力が入らないので両手で握ることにしたのではないかと思います。
ところが鎌倉時代を通じて馬上戦闘より地面にたって戦うことが多くなったことからますます剣の使い方は立って使うことが多くなりますが、さらに大量な兵士が投入されることになった南北朝時代には再び馬上戦闘が多くなり、そこでは刀や長剣を使われることになったのですから不思議なもんです。
その頃には両手剣だと思うので、馬上では使いにくかったと思うのですが。

ともあれ、次回からようやく清盛が棟梁になって主人公になるようです。
あれ?

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平清盛 第16回「さらば父上」
とうとう、平氏にとって大きな転換点となる場面がやってきます。今回はそのことが最初から最後まで気になって色々なシーンが出てきましたが、あまり頭に入ってこなかったように思えます。その重要なシーンはやはり最後にやってくるのですが、まずは心を落ち着けるためにそれまでのシーンを思い出してみようと思います。 といっても、平氏そのものの話以外に登場するのは、大きく2つだけ。それが源氏の状況と王家の状況です。まず源氏の状況としては、為義と義朝の関係が段々悪くなっていきます。源氏が藤原摂関家に仕える段階で義朝にと... ...続きを見る
あしたまにあーな
2012/04/22 23:09

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