篤姫 (2)

先週から始まった今年の大河ドラマの「篤姫」です。
意外なところで、好印象で始まりました。
前回は、なんといっても山南さんこと、堺雅人さんの幼い徳川家定がつぼでした。
徳川家定は、一説には脳性麻痺を患っていたと言われており、それに基づいた演出なのでしょう。脳性麻痺は不随意運動や麻痺を引き起こすので、本当はちょっと違う形で現れると思いますが。
でも、「新選組!」と同様、途中で退場しますが、これからも堺さんの家定は注目ですね。
さて、今回の目玉は調所広郷を好意的な評価を与えている点でしょう。
そうそう、阿部正弘にもね。

おそらく、調所広郷は、田沼意次と同様、決してよい評価を与えられていないと思います。少なくとも、私の少ない知識の中ではそうです。「翔ぶが如く」の時ってどうだったけ?
そりゃそうでしょう。
「篤姫」で描かれた通り、かなりヘビーな取り立てや禁制の密貿易など、かなり強引な方法をとって財政再建を成し遂げました。それに蘭癖家であった斉彬が藩主になればせっかく再建した財政が再び破綻するという恐れを抱いたとしても非難できないでしょう。でも、劇中、島津斉彬が言っていたとおり「薩摩の恩人」でもあったのは事実です。
戊辰戦争での薩摩の軍事力は彼の財政再建なしにはなかったはずなのです。
でも一般的には、民を酷使する悪人のイメージが強いような気がします。
しかし、「篤姫」の中では、この「役割」は誰かがやらねばならぬことであり、調所はその「役割」を果たしたに過ぎない、ということになっています。
これが、おそらく篤姫の、徳川家の中での役割につながっていくのでしょうね、きっと。

もう一つ、小松帯刀が、ついに西郷隆盛や大久保利通と出会いました。しかも、すげぇ、体育会系的出会い。
ま、こういうことで連帯感って育まれていくんだろうけど。
それにしても、原田泰造の大久保利通ってまだ慣れんね。「翔ぶが如く」の時の鹿賀丈史さんのようなスマートなイメージが強くて。
ついでに、「新選組!」に続いて、西郷さんもどんどんスマートになっていくね。
さて、「篤姫」の西郷さんは従来な実直なイメージの西郷さんになっていくのか、坂本龍馬暗殺の首謀者とも言われるような陰謀を巡らす西郷さんになっていくのか。
龍馬の親友である小松帯刀が主役級なので、前者かなぁ。

さて、次回は高崎崩れですね。

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  • 篤姫 第2話

    Excerpt: 前回、自粛謹慎をした父・島津忠剛の甲斐もあって…今泉島津家は窮地を脱したとのことですが、やはり於一が調所の所へ行ったからでしょうかね??? Weblog: 一期一会の彩りを求めて・・・ racked: 2008-01-16 00:44