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zoom RSS 八重の桜 (10)

<<   作成日時 : 2013/03/10 22:05   >>

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今回は池田屋事件。
さすがに新選組から見た池田屋事件は「新選組!」の方が詳細に描いておりました。
今回は会津藩から見た池田屋事件でした。
新選組は会津藩お抱えの組織ですが、かなり軍隊に近い警察組織と思います。
会津藩に代わり、治安維持のための兵員を抱え、不逞浪士を取り締まっていました。
今でも軍隊の構成員が品行方正どころか、暴力事件を起こす事件が発生するのに、当時なんて今よりずっと殺伐ですから乱暴事件なんてもっと多かったと思います。
実際、新選組は壬生浪と呼ばれ京の人に不人気だったようです。

さて、前回放送の八・一八の政変で朝廷での立場を失った長州藩は各藩浪士を京に送り込んだ、とされています。
どこまで長州藩の首脳部が関与していたのかは知りませんが、政変で穏健派が藩の主導権を握ったため藩内で主導権を失った急進派が京での復権を目指して活動していたのかもしれません。
そんなときに古高俊太郎が新選組に捕縛され、御所襲撃と一橋慶喜、松平容保公らを暗殺する計画を自白しました。
しかし、ほんとにそんな計画があったのか疑問視する向きもあります。
証拠は自白しかなく、拷問による自白な訳ですし、あったのは違法な武器所持だけで御所襲撃は新選組がでっち上げた可能性もあります。
拷問も「新選組!」で出てきた五寸釘を刺してできた傷口にろうそくを立てるというものですしね。
どちらにしてもテロ計画発覚により幕府側は驚き、その探索に着手することになるのです。
長州藩との手紙を押収したことから事を穏便におさめたい会津藩首脳部は長州藩からの対立をさらに深めるような過激な取り締まりを望みませんでした。
一方、ここでなんとか手柄を立てたい新選組は必死で捜索を行うのです。
とはいえ、永倉新八っさんによると新選組はどうやら居場所が池田屋である情報を知っていたことはないようです。

お祭りで浮かれる京の街を新選組はテロリストを捜します。
ドラマでもありましたが当初は会津藩の援軍を待っていたようですが、各藩と連携をした上で、おそらく長州藩に問い合わせることを先にしたい会津藩はなかなか動きませんでした。
会津藩からしたら角が立たないように、恨みを買わないように証拠集めをした上で、しているつもりだったのでしょう。
しかも新選組は裏を取っていないし。
裏を取っていないところが新選組は警察と言うより軍隊に近いと思われる点ですね。
手柄が早く立てたくて、また襲撃事件という緊急を要する事件にもかかわらず重い腰を上げないように見える会津藩を待たずに、新選組は捜索を開始します。

池田屋で浪士たちを偶然見つけてしまった新選組は近藤局長率いるチームAしかいなかったため切り捨てを中心に行動していましたが、土方副長率いるチームBが到着し優勢になったので捕縛に切り替えました。
当初は凄惨な斬り合いが展開されていました。
見つけたからには少人数だからといって逃げるわけにはいきません。
それでも斬り合いを続ける近藤局長、沖田総司、新八っつあんたちはすごいですね。
なお、ドラマでは沖田総司が吐血していましたが、実際に戦闘中に病気で戦列を離脱しましたが吐血はなかったようです。
結核による吐血とされていますがそうなると末期症状なのですがここから数年生きるのでそれはないでしょう。

結局、新選組は多数の浪士を斬殺、もしくは捕縛します。
そのため維新は一年遅れたと言われるようになります。
しかし、浪士たちがほんとに襲撃を計画していたなら重大な事件ですし、幕府側としてはなんとしてでも逮捕しないといけない事件でした。
ですが会津藩のスピード感で対応できたのか疑問な事件ではありました。
一方、偶然居場所を見つけたとは言え新選組の行動も突出に近く、長州藩との関係をもう少し慎重に考えなくてはいけない事件とも言えます。
この事件のため長州藩急進派は勢いづき、禁門の変へと繋がっていき、さらに長州藩から責任者と見なされた会津藩はこのまま苦しい立場へ追い込まれていきます。

その頃、山本八重ちゃんはというと会津で川崎尚之助と一緒に新式小銃に取り組んでいました。
この小銃、実は今までゲベール銃に毛を生やしたものを開発しているかなと思っていたのですが、開発していたのは後装式のライフルだったのですね。
ドラマでは3倍の早さで射撃できると言っていましたが、これまでのゲベール銃は銃口から弾丸と発射薬をさく杖と呼ばれる棒で詰めて射撃する方式であり、いちいち立って装弾しないといけません。
この新式銃は銃口から詰めるという行為を必要とせず、伏せたまま弾丸と発射薬を一緒にした今の薬莢に近いものを使って一度に手で薬室に詰める形で装弾することができるため装弾の手間が格段に少なく、早く射撃できるのです。
ドラマでは当時エンピール銃と呼ばれたエンフィールド銃がモデルとして使っているのでしょう。
残念なことに装弾シーンでいくつかカットされたので薬室がきちんと塞がれたかよくわからなかったことです。
しかし、この人たちどうやってこの銃の情報を仕入れたのでしょうね?

見るたびに思うのですが、後の八重ちゃんの愛銃、スナイダー騎銃は尚之助さん作ではないのかな、と予測しているのですがどうでしょう?

さて次回は禁門の変?かな

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八重の桜 第10回「池田屋事件」
歴史に名高い池田屋事件は、これまで多くの時代劇で取り上げられ大河ドラマでも描かれてきました。しかし、今回はお抱え元である会津藩の観点で見ることができて新たな発見をすることができました。 お抱えであるはずの会津が新撰組の暴走を止めることが出来なかったことによって、池田屋襲撃は現実に起こってしまったのです。これまで新撰組の面々の表情があまりよくなく、なんか会津に対して思うことがあるような表情を浮かべていたのも、このフラグだったのかもしれません。 新撰組自体は、崇高な考えを持っていて彼らなりに筋を通そ... ...続きを見る
あしたまにあーな
2013/03/10 23:07

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