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zoom RSS 八重の桜 (6)

<<   作成日時 : 2013/02/10 23:21   >>

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今回は松平容保公が京都守護職を引き受けるまででした。
前回の最後で井伊直弼が桜田門外の変で暗殺され、その後一気に時間が進んで、島津久光の江戸上洛、つまり文久の政変が起きます。
ドラマでは秋月悌次郎が京を訪れていましたが、その裏では寺田屋騒動が起きていました。
寺田屋騒動は有馬新八ら薩摩藩尊皇派が久光の上洛に応じて京都所司代襲撃を計画していましたが、倒幕なんて考えもしていなかった久光は尊皇派を説得すべく薩摩藩士を派遣したのですが、結局斬り合いになった事件です。
他にも、井伊直弼の部下だった武士を殺したり、色々物騒なことが京では起きていました。
そのような状況を秋月悌次郎は見ており、江戸へ京の最新事情として持ち帰ったのです。

寺田屋騒動で過激派を取り締まったと見なされた島津は朝廷でその地位を上げることになりました。
そして朝廷と手を組んで久光は、安政の大獄で蟄居となっていた一橋慶喜と松平春嶽を政治の表舞台へ戻してます。
これには公武一和を進めたい孝明天皇の意志も働いていました。
なので、ドラマでは慶喜公は薩摩藩を目の敵のように言っていましたが、久光としては兄の斉彬の遺志に従って慶喜らを解放したのだと思います。
この時点での薩摩藩に倒幕の意志はありませんでした。
それでも、外様大名がここまで力を持ったことはなかったのです。

政治に戻ってきた慶喜公と春嶽公は、薩摩に京を任せると薩摩がさらに朝廷をコントロールしかねないと考え、適任な大名に京を任せようと考えていました。
この適任とは、外様大名ではなく信頼に足る人物ではなければなりません。
白羽の矢が立ったのが会津藩の松平容保でした。
ドラマでもありましたが、井伊直弼暗殺の主犯と見なされた水戸藩を救った影響力を覚えていたからです。
このときの容保の誠実さが後々まで慶喜公に利用されていくのです。

京都守護職を要請する春嶽に、辞退する容保公。
容保公に京都守護職を引き受けさせるために持ち出したのは会津松平家家訓。
藩祖保科正之は将軍家に忠誠を貫け、と家訓に残しました。
これは世に自分を見いだしてくれた兄の家光の温情に報いるためだと思います。
会津藩代々の藩主はその家訓を守ることに必死になっていました。
とうぜん、容保は守らなくてはいけません。
持ち出す春嶽公が汚かろうと、この家訓に背くことはできないのです。

もちろん、ドラマ通り会津藩内からは反対の声が上がりました。
何しろ派兵を支える経済力が乏しいのです。
その上、武器も変わろうとしており、再軍備にも金がかかります。
なにしろ、薩摩藩などと違って会津藩には盤石な経済力があるとも思えません。幕末ですっかり世の中は商品経済で、コメを貨幣代わりに使う時代はとうに過ぎています。
長期の派兵になることは間違いの無い京都守護職を引き受ければ、家臣に大きな負担をさせることになります。
だから、西郷頼母を始め反対したわけです。
しかし家訓に背くことができない容保さんは京都守護職を引き受けることを決断したのです。
実際、これから会津藩はその大きな負担に苦しんでいくことになります。

さて、山本八重さんはというと、藩に大きな出来事が起きていることは感じても、それに関われないもどかしさを感じつつ、普通の暮らしを過ごしていました。
このあたりの落差をドラマはきちんと描いているように思います。

次回は京都。
将軍の首って、足利三代の将軍の木像さらし首事件のこと?

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