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zoom RSS 八重の桜 (5)

<<   作成日時 : 2013/02/03 22:59   >>

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すでに世の中では攘夷ブームとなっていました。
横浜を訪れた川崎尚之助はその人数とともにもはや蘭語ではなく英語がメイン言語になっていることに驚きます。
しかし、それ以上に攘夷として外国人を襲撃する同じ武士たちに驚きました。
尚之助を通して、そのことを聞く山本覚馬も憤りを感じずにはいられませんでした。
今でこそ、攘夷として外国人を襲撃、惨殺しても何も変わらないことは理解できますが、当時はどう思っていたのでしょうか?
今も世界各地で原理主義者がテロを繰り返しているのを一国の中で起きていることと考えれば良いのでしょうか?
このあたりの心境、分からないものがあります。
さて、攘夷主義者による襲撃は覚馬さんにもありました。
刀を持つ襲撃者二人にコウモリ傘で対抗する覚馬さんはさすがです。
そんなことができるのか、実際のところはどうだか分かりませんが、軽傷一つで済みました。
しかし、奥さんのうらさんが襲撃者に突き飛ばされ、流産してしまいます。
襲撃後の描写はうまかったと思いますが、武士の嫡男に嫁いだという重みもあるのでしょうか。

さて、今回のメインイベントは二つあります。
一つは安政の大獄の一環である吉田松陰の処刑、そして桜田門外の変です。
安政の大獄の大半は端折られて、吉田松陰の処刑にフォーカスされていました。
実際の安政の大獄では、朝廷の密勅を受け取った水戸藩だけではなく、一橋慶喜公を次期将軍に推薦した者、その派閥と目された者、井伊直弼が気に入らなかった者など多くの人間が切腹、斬首、永蟄居、島流しなど処罰されました。
処罰された中には、井伊直弼の下で条約締結に努力した岩瀬忠震、永井尚志等もいました。
ペリー来航時にがんばっていて後に幕府が新政府に降伏した時幕府に殉じて自害して果てる川路聖謨もそうです。
この吉田松陰の逮捕されてから処罰されるまでは「風雲児たち幕末編」18巻から19巻に詳しいのでそちらをご覧あれ。
なお、ドラマでは吉田松陰の最も有名な辞世の句が出てきましたが本当は他にも読んでいます。
こちらも「風雲児たち」でよろしく。

もう一つ桜田門外の変です。
井伊直弼によって多くの者が処罰されましたが、もちろんそれを不満に思う者は多くいたわけです。
その中でも重い処罰を受けた水戸藩では、幕府に服従する者と反対する者に藩が真っ二つに割れました。
処罰されてすでに引退していた徳川斉昭も藩を改易させるわけにはいかず幕府に反対するものを処罰に走ります。
しかし、その包囲網をすり抜けた水戸藩士は脱藩します。
そして、井伊直弼襲撃に走ります。
襲撃そのものは詳しくは「風雲児たち幕末編」21巻を参照ください。細かく調査と推測を加えていて、一見の価値ありだと想います。
水戸藩は必死でテロ計画を阻止しようとしたにもかかわらず、桜田門外の変によって幕府によって征伐されようとしていたのです。
それを阻止したのが松平容保でした。
このときの発言は、人によって容保が名君と思うか暗君と思うか、分けてしまうようです。
この発言以降、容保は藩を振り回していくことになるからです。
藩とは決して大名一人の所有物ではなく、そこに働く武士たちの共同体であり、藩士たちが生活していけるのか、過度の負担ではないのか、そういったことが実は重要だから容保は会津藩にとって名君か暗君か考えさせられるのです。

次回、容保は京都守護職を依頼されることになります。
うんむ、八重さんは相変わらず主役ではないですね。


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八重の桜 第5回「松陰の遺言」
主人公である八重の登場シーンはさほど多くなく、かつての幼なじみとほんの少しだけラブラブな雰囲気を醸し出しているくらいは、日々の家事仕事に追われる毎日が描かれています。今回はその八重の状況よりも周囲の状況の変化の方が比較にならないほど大きいものでした。 一つが、題名にもなっている吉田松陰が有名な安政の大獄で処刑される場面。小栗旬さんが熱演をしている松陰も今日で見納めかと思うと寂しい気もしますが、ナレーションでもあったように世の中が動き出している中で、松陰のような背中を押してくれる存在は、これまでの... ...続きを見る
あしたまにあーな
2013/02/03 23:08

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