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zoom RSS ザ・パシフィック (8)

<<   作成日時 : 2010/09/06 00:30   >>

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クリント・イーストウッドのおかげで栗林中将とともにすっかり有名になった硫黄島の戦いですが、今回はあんまり話の中心ではありませんでした。
それよりバジロン軍曹が再度出征していく姿を追っていました。
まぁ、なんとなく途中から死亡フラグが立ってるような気がしてたのですが、案の定でした。
ドラマとしてはいいし、ジョン・バジロンという兵士の一生として見るにはいいんですが、個人的にはちょっと残念。
硫黄島の戦いは、アメリカ軍にとってはB-29を守らせる護衛戦闘機の航続距離から考えると必要な距離にあり、また本土上陸の予行演習をしたいというアメリカ軍の思惑の元に始められた戦いでした。
後には沖縄戦も控えていることもあり、5日で終わらせる予定でしたが、これまでの主要な戦いと同様にそんな短い期間で終わるはずもなかったのです。
硫黄島には、時間稼ぎを任務と心得ている栗林忠通中将がいたからです。

さて、バジロン軍曹の所属する第5海兵師団は、硫黄島の南側を受け持っていました。
つまり、有名な摺鉢山のあるところです。
バジロン軍曹が所属していたのはドラマの描写から察するに第27連隊ではないかと思います。
タラワ同様に日本軍は水際防御をしていると思い、アメリカ軍は大量の砲弾、爆弾を硫黄島にたたき込みましたが、ペリリュー同様にほとんど効果は無かったようです。
その後、1945年2月19日0900時、海兵隊は上陸は開始します。
これまた、ペリリューのときと同様に、抵抗を受けることはありませんでした。
しかし、1000時、日本軍の反撃が始まります。
日本軍はペリリューの時の戦訓から、大量の迫撃砲、噴進砲(ロケット弾)、重砲を持ち込み、トーチカや張り巡らせた坑道に潜ませていました。
このあたりの激しさは、「硫黄島からの手紙」または「父親たちの星条旗」を見た方はおわかりでしょう。
アメリカ第5海兵師団に属するもう一つの連隊の第28海兵連隊がすり鉢山に向かい、バジロン軍曹たちが属する第27海兵連隊が千鳥飛行場を占領に向かいます。
これらの連隊に向かって、反撃のすさまじさはドラマの通りです。
ドラマでは出て来ませんでしたが、日本軍の速射砲(対戦車砲)は積荷ごと上陸用舟艇7隻を5分で沈めるほどだったそうです。
上陸地点では、戦死者とその装備品、水没した補給物資などが波打ち際で散らばっていたと言います。

上陸後、バジロン軍曹たちは千鳥飛行場の占領に向かいます。
それがドラマで出て来た飛行機たちの残骸があったところを指しているのだと思います。
そこでバジロン軍曹は戦死してしまいますが、第27海兵連隊はすぐに突破し、21日には日本軍司令部のある硫黄島北部とすり鉢山を遮断することに成功します。
多大な犠牲を払いながらも第28海兵連隊は2月23日に有名な、すり鉢山に星条旗が翻り、第5海兵師団は2月27日には南部を占領し、北部へと占領域を広げていきます。
ドラマにあったように、火炎放射器を用いながらトーチカを一つずつ潰しながら占領していく一方で、日本軍もアメリカ軍に損害を与えていましたが、3月25日栗林中将が大本営に打電し、その後300名余の部下と一緒に突撃し全滅したところで硫黄島の戦いは終わりを迎えます。
なお、この栗林中将の突撃する先は、第5海兵師団でした。
日本軍の死傷者が21,512名、アメリカ軍の死傷者は28,686名を出しました。なお、日本軍の生き残りは約5%だったと言います。

ところで、ドラマ出て来たこれまでの戦いではアメリカ軍の重機関銃と言えば水冷式のM1917A1がほとんどでした。
今回はM1917の空冷式のM1919A1が登場しています。うっかりしていて、ドラマで出て来たのはどっちか覚えていないのですが、三脚式ならM1919A2です。
水冷式は水がなければ撃てませんし、そもそも重い。
空冷式が開発されて当然です。
現在、水冷式なんて使われてのんかなぁ。聞いたことありません。
しかし、驚きはもちろんそこではなく、バジロン軍曹が使ったあれです。
ハンドルとわっかみたいなものを銃身の前から通して、支えにして一人で射撃するなんて初めて聞きました。見ました。
ガタルカナルでの経験からかな。ちょっとわかりません。
硫黄島の戦いのシーンが少ないのは残念でしたが、あんな撃ち方をみることができるなんてお勉強になりました。
でも、反動がきつくてあんなのドイツのMG42じゃ無理だろうな、

次回は沖縄戦。
予告を見ると、つらそうな描写が続きそうです。

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