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zoom RSS ザ・パシフィック (4)

<<   作成日時 : 2010/08/09 00:10   >>

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今回は1943年12月から始まり、前半がグロスター岬からの上陸作戦を描いています。
当時、アメリカ軍はニミッツ主導のハワイ方向からマーシャル諸島、マリアナ諸島を抜け、さらにはフィリピン、または硫黄島から小笠原諸島、日本本土へ向かうニミッツルートと、マッカーサー主導のソロモン諸島からニューギニアを抜け、フィリピン、沖縄、さらには日本本土へ向かうマッカーサー・ルートの二方向作戦を採っていました。
そのうちのマッカーサー・ルートの作戦の一つがグロスター岬からの上陸でした。
1943年6月、オーストリラリア軍を中心にニューギニア島の東側を攻略し、ニューギニアの海沿いに進撃できる準備ができました。
しかし、前年から邪魔をするのが日本軍のラバウル航空隊です。
南太平洋海戦、ソロモン航空戦などで相当の損耗を負ったとはいえ、ラバウルを無理矢理攻略するのはアメリカ軍もそれなりの損害を覚悟をしないといけません。
そこで、ニューギニアのラインと、ガタルカナルからブーゲンビル、ニューアイルランド島へのラインの二軸で進撃し、ラバウルを孤立化させることにしたのです。
それが今回のエピソードの背景です。

クリスマスを船上で過ごしたレッキーたち海兵第1師団は、1943年12月26日にラバウルがあるニューブリテン島の西端のグロスター岬へ上陸し、日本軍を撃退します。
これがドラマ前半の戦いです。
しかし、私の手元にはこの戦いの資料がほとんどなく、どんな戦いだったのかわかりません。
ま、ドラマでもあっという間に終わってしまったくらいなので、小さい戦いだったと思います。
結局、ニューブリテン島にいる日本軍はラバウルに閉じ込められ、ドラマでは出て来ませんでしたが、1944年2月にはアドミラルティー諸島が陥落し、ラバウル包囲網は完成します。
以後、終戦までラバウルは孤立し続けることになります。

スコールの中を耐え続けたレッキーたちでしたが、ドラマの後半である1944年5月、パブブへと移動します。
ここはガタルカナルから西へ200キロほどにいったところでしょうか。
第1海兵師団の師団司令部があったところです。
しかし、ここでレッキーは精神に一時的な異常を来します。
おそらく異常なストレス環境から戻ってきたところへ、ドラマでやっていた運が良ければ帰国できるくじで当たらなかったことが逆に最後の一撃になってしまったのでしょうか?
戦場で兵士が耐えられる期間は15〜18ヶ月週と聞いたことがあります(今、考えると長いなぁ。記憶違いかな。文献読んだのはだいぶ前だし)。
レッキーの場合、まだ12ヶ月もたっていませんが、それこそ人によりけりのところもあるでしょう。ちょうどその位の時期に該当すると思います。
戦闘によるシェルショックだけではなく、連日のスコールといった環境下の病気の蔓延、精神に異常を来す兵士といったものも影響したのでしょう。
戦闘神経症といえば、「プライベート・ライアン」のトム・ハンクスが演じていた兵士や、パットンの殴打事件を思い出します。
このドラマ当時はまだまだ一般的な認知度は低かったのでしょう(研究は始まっていた)。

1944年5月は、ニューギニアはアメリカ軍の飛び石作戦で、アメリカ軍の進撃が進んでいました。
そして、1944年6月、連合艦隊、特に機動部隊にとっては致命傷となるマリアナ沖海戦が発生し、続いて、グアム、サイパンと言った玉砕戦が続いていきます。

さて、次回は海兵隊にとって多くの損害を出しながらもっとも無駄な戦いとなったペリリュー島攻防戦の前半です。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
少し、修正しました。
やっぱり、15〜18月というのは長すぎですね。他にもあたってみると「15〜18週」と、読んだ資料に書いてあったとみたほうが妥当な気がします。
fujiih
2010/08/09 12:45

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