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zoom RSS ROME[ローマ] (21) 宣戦布告

<<   作成日時 : 2007/10/09 00:09   >>

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またも一週間以上遅れです。
さて、ドラマもついにローマ内戦の最終局面に来ました。舞台はエジプトへ。
ドラマはアレキサンドリアから始まります。
東方からの食糧補給を抑えられているオクタヴィアヌスは窮余の一策として、母アティアとアントニウスの妻で姉のオクタヴィアをアントニウスのもとへ送ります。
もちろん、アントニウスにオクタヴィアを拒否させるためです。そうなれば、ローマ人の妻を捨てて異邦人に走ったアントニウスはローマ人のやることではない、とローマ市民に思わせるためです。
って史実じゃありませんが。

史実では、アントニウスはこのころ、パルティア遠征に失敗しており、その手助けをしようともしない弟に代わりオクタヴィアは夫を助けようとします。
しかし、アントニウスは援助を拒否し、その上オクタヴィアを離縁してしまいます。

ドラマでは、拒否されたアティアとオクタヴィアヌスと一緒に、以前はカエサルの、今はアントニウスの側近のポスカが、手土産にアントニウスの遺言状を持ち帰ります。
オクタヴィアヌスはその遺言状をローマ市民に公開します。
まるで棚からぼた餅ですが、実際にはオクタヴィアヌスは神殿からその遺言状を奪うという暴挙という賭けに出ます。
もちろん、賭けには勝ち、ローマ市民は、元々オクタヴィアヌスよりお山の大将的なアントニウスに親近感を得ていたのですが、ローマを見捨てたような内容の遺言状に、アントニウスの支持は急降下します。
くわえて、ドラマではありませんが、アントニウスとクレオパトラは、失敗しているのも関わらずパルティア遠征の凱旋式を、ローマではなく、アレキサンドリアで強行します。
しかし、凱旋式の権利はローマ人固有のものであり、凱旋式はローマ市民のみがローマで行ってよいものです。
また、クレオパトラにとって都合の良い政策をアントニウスは次々と取っていきます。
もうローマ人にとって、アントニウスは裏切り者です。

ローマ人であるアントニウスがこれら一連の意味をわかっていなかったとしたら、政治センスは皆無でしょう。
やはりアントニウスはカエサルの側近が精一杯であり、第一の側近であったが故に己の器を越えた立場にさせられていったのかもしれません。
クレオパトラも己の覇権を強めるための行動だけで、ローマを意識していません。時代を見ない大国の驕りがあったのかもしれません。あるいはプライドか。
むしろ、ローマに食糧をはじめ、ものを供給しているのは東方であり、そこを押さえているという優越感があったのかもしれません。
いずれにしても、まさしく、身から出た錆です。

オクタヴィアヌスは、すでに有名無実化した元老院を召集しました。
ドラマではアントニウスが裏切り者みたいな言い方でしたが、実際にはオクタヴィアヌスはクレオパトラこそローマを裏切らせた敵であるとローマ全体に思い込ませることに成功しました。
ここに、ローマはクレオパトラのプトレマイオス朝に宣戦布告です。

次回、ついに最終回です。しかし、一回で内乱の終結までいきます。
って放送は終わってるけど。
やっぱ、レピドゥスの最後はないんだろうなぁ。

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