FujiiHの部屋

アクセスカウンタ

zoom RSS ROME[ローマ] (17) 偽りの和解

<<   作成日時 : 2007/09/18 00:49   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

前回、アントニウスを撃破した、というか、してもらったオクタヴィアヌスは執政官の軍団を吸収してさらに大きくなり、その武力を背景についに執政官になります。
ここで、ついにオクタヴィアヌスが本性を現します。
この執政官になるときに、配下の百人隊長が元老院に乗り込んで、執政官就任を認めるように恫喝したらしいのですが、私にはどうもオクタヴィアヌスが裏で手を回したような気がします。
本当は執政官になるには40を過ぎないといけないのです。
ドラマもそんな感じでした。

キケロからすれば、子供でしかないオクタヴィアヌスを簡単に操ることが出来ると思ったでしょうが、オクタヴィアヌスはそんな甘い男ではありません。
オクタヴィアヌスはキケロに議題は事前に相談すると何食わぬ顔で言っておきながら、執政官になると、表情を一切かえずに、裏切ります。
すなわち、キケロが共和制の救世主とする養父カエサル暗殺団を執政官に名の下に国家の敵と宣言しました。
これでブルートゥスやカッシウスがローマに復帰することはなくなりました。
ここにオクタヴィアヌスの復讐は始まります。

そのころ、アントニウスの近くにいたレピドゥスがアントニウスと合流しました。
合流なんて格好いいものではなく、レピドゥスはもちろん、その部下も、アントニウスの部下も元はカエサルの部下です。戦争をする気なんてありません。
ドラマでは部下がみんなアントニウスに走った、なんて言っていますが、これでアントニウスは再び強力な勢力に戻りました。
それにしても、自ら山に入って鹿を仕留めてくるなんて、実にワイルドなアントニウスです。無精ひげも似合うし。

ローマでは、黙ってやられるキケロではなく、ブルートゥスやカッシウスと連絡をとって、ローマに向かわせようとします。
そのころ、彼らはアジア(今のトルコの地中海沿岸地域)にいましたが、勢力としては強力です。
で、その兵力をどうやって集めたかというと、東方は市民兵のローマと違い、傭兵が中心です。そのためにはもちろん金が必要です。
その金を集めるために、シリアやギリシャで後先考えずに収奪しました。ローマ市民ではない東方民なんて彼らにとって棄民でしかないのかもしれません。

ドラマでは、オクタヴィアヌスは窮地に陥った感じですが、実際には共和制に引導を渡すべく動いていたのです。
つまり、オクタヴィアヌスはローマから北へ向かい、アントニウスとレピドゥスと和解します。
ブルートゥスやカッシウスを撃破するにはオクタヴィアヌス一人ではまだ力が足りず、百戦錬磨のアントニウスの力を必要としていたのでした。
それにしても、アグリッパくん、「ブルートゥスたちが来る前に兵を集めればよい」なんて、あまりに軍人的な台詞。
アグリッパってそんなんでしたっけ?

次回、第二次三頭政治が始まります。そして、オクタヴィアヌスはオクタヴィアヌスであってカエサルではないことを示すことになります。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ROME[ローマ] (17) 偽りの和解 FujiiHの部屋/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる